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男女比から見る薬剤師の今



薬剤師は日本の健康を支える職業の一つであり、現代の社会が正常に成長していくには欠かせない存在です。 薬局や医療施設に職員として従事する薬剤師の数は増加傾向になっており、現代においては全国で20万人前後の薬剤師が薬局や医療施設に従事しています。

この薬剤師という職業は数多ある職業の中でも男女の性別による能力差が出づらい職業であり、職務に従事するに当たって必ず資格が必要となるために給与水準も高いということから、 男女問わず人気の高い職業の一つとなっています。ではこの薬剤師という職業の男女比とはどのようになっているのでしょうか。

まず基本的に薬剤師という職業は看護師と並び、「通常の職業を選択すると給与が低くなりやすい」という社会的特性を持つ女性が非常に選択しやすい職業となっています。 かつての社会では男性が女性よりも賃金が高いということが通常のものであったため、高い給料を求める女性は有資格者となり、 その資格のエキスパートたりえる職業を選択することで賃金の低さを補っていました。この男女の賃金格差は近代社会において非常に大きな問題とされ、 世界各地で改善運動が行われた結果、昨今ではその賃金格差も是正されています。ですがかつてより偏っていた職業の男女比が短期間で平均化されるということはほとんどないため、 この薬剤師という職業は比較的女性が多い職場となっています。

現代におけるこの業界の男女比は3対7で女性が多いというのが実情です。女性が多い職業ということから、 薬剤師として働く女性の地位向上および問題解決を行っていく日本女性薬剤師会という団体も存在しているほどです。

年齢階級別に見ると最も多いのが30代の薬剤師であり、全体の4分の1が30代となっています。また平成10年代の初頭から若年層の有資格者が減少傾向にあり、 かつ平成18年以降は薬科大の6年制以降が行われたために卒業生の空白期間が生まれたために平均年齢が高くなっているというのもこの業界の特徴として挙げられます。 ですがそれとは対照的に薬局・医療施設における有資格者への求人数というものは年々上昇傾向となっており、就職という場においては非常に有利な状況が構築されつつあります。

男女比で見ると女性が多く、年齢階級別に見ると30代が最も多い薬剤師という業界は、現代の少子高齢化社会においてさらなる需要増が見込める業界です。 需要が発生すると賃金水準が上昇し、それを誘引として有資格者の数も増加するのが通常ですので、今後薬剤師の数は増加していくことが予測されています。


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