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薬剤師の今後の年収



薬剤師になるには難関の国家資格を取得する必要がありますので、誰でも簡単になれるわけではないものですから、 資格保有者は貴重な存在として医療関係に携わることが可能です。医薬品のスペシャリストとして薬の調剤や新薬の開発など、幅広い分野で活躍できる資格となります。 専門性が高く医療の現場を支える責任ある仕事となりますので、その分だけ年収も高く評価されています。

薬剤師は幅広い分野で活躍できる仕事ですから、どんな分野で働くかによって年収が大きく異なってきます。新薬の開発のために製薬会社に勤務することも可能ですし、 大手の薬局や医療機関という選択もあります。また経験を積めば独立して薬局を経営することも可能ですから、働き方によって年収は異なってくると言えます。

厚生労働省が25年度に調査した薬剤師の平均年収は40歳男性で530万程になっていますが、大手薬局や医療機関よりも製薬会社の方が高い傾向があります。 年齢別に見れば45歳から49歳までの男性は約760万円、55歳から59歳までの女性では約610万円という調査結果が出ています。 年齢が高くなっても高収入が期待できる資格ですから、企業や医療機関に勤務する以外に独立によりさらに高収入が期待できる資格となります。

高収入が期待できる薬剤師ですが、以前であれば資格を取得すれば一生安泰というイメージがあり、完全な売り手市場を形成していた時期があります。 しかし現在ではカルテや処方箋の電子化が進んだことで、人員を減らすことが可能となっています。 そのため、これまでのような人数を確保する必要が無くなっている現状があります。また規制緩和によりコンビニなどでも医薬品の販売が可能となっていますし、 インターネット販売も可能となれば対面販売の機会が減少し、人員の余剰が発生することが想定されています。需要が減れば当然の雇用の機会も減ることですから、 年収にも大きな影響を与えることになりますが、製薬会社などで新薬の開発に関わる業務は比較的影響が少ないと言えます。

薬剤師と言えども今後は厳しい雇用情勢が訪れますので、年収にこだわりすぎず安定した企業に就職することが大切です。以前であれば、 その専門性から薬剤師は正社員として勤務するのが当たり前でしたが、最近では派遣やパートなどの非正規雇用が増えている現状があります。 都市圏では飽和状態となりつつある薬剤師ですが、地方では人材不足のケースが多いため都市圏にこだわらずに勤務先を探すのも良い方法です。


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